モノづくりの町東大阪で熱処理工程のある切削加工を得意とする技術集団『切削達人』代表の永田弘です。
最近、SNSやHPなどの広報活動が実り、人材不足の中でも求人採用の応募がちょこちょこ来るように
なりました。まずは応接に通し対応するのは私。応募動機や今までの経験、そして今後実現したい夢などをヒアリングします。
次に、製造スタッフによる工場見学。。。入社したら指導する者が対応します。
自分との相性や話しやすさ、相手の応対等を確認しながらひと通り説明してもらいます。
それが終わると改めて、私との面談を行うという流れになります。
『たかがネジ1本!』
私たちの仕事は、その製品だけでは何の意味ももたない目立たない仕事ですが、機械の中に組み込まれた途端、人の命に関わる重要な部品の一部になったり、生活に欠かせない便利な機能となって活躍します。
そんな仕事に、私はやりがいや誇りを感じ日々向き合っているという想いを伝えます。
私の想いや考えに共感してくれる人でないと、入ってもすぐに辞めてしまいますから。。。
重要なのはココから!! 子供の頃や今でも、プラモデルやDIYなど何でも良いのでモノづくりに興味が有るか無いかです。 私は、子供の頃にガンダムのプラモデルを作るのが好きでした。
そして、A型の性格も相まって部品を型から外す時は、ニッパーを使って綺麗に切って組み立てないと 満足しないタイプでした。その経験が今とても役立っています。
モノづくりには、五感のうち4つが必要になります。 視覚は図面と出来上がった製品が正しいか判断するのに必要です。

聴覚は、加工中の音です。刃物に負荷がかかっていないか?また異音が ないか耳をすまして聞き、都度条件の変更が必要になります。
嗅覚は、機械から異臭がしていないか判断するのに必要です。加工中に 油のかかり方が悪いと刃物の寿命にも影響するので非常に重要です。
そして、私がモノづくりに1番重要と思っているのが触覚です!『・・・?』と思われる方もいるかも わかりませんが、図面に書かれていない部分でも、お客様からバリやエッジがあるとNGと判断される 場合が意外と多くあります。
図面の寸法通りに加工して製品を納めることは当然です。この触覚だけは、 モノづくりに興味があり、作ったことがある者しか分からない感覚で、口で伝えてもなかなか伝わりにくく 理解してもらうまでに時間がかかります。だから重要視しています。
面接時の最後の質問、『子供の頃、プラモデル作ってた?』 ココだけは私が譲れない採用のポイントです!皆さんの譲れない項目なんですか?