切削達人集団「永田製作所」/精密機器・油圧機器、熱処理後の仕上げ加工、円筒研磨、切削加工ならお任せ下さい

切削達人ブログ

2025年6月

  • *大阪府東大阪市で金属の切削加工を手がける町工場*株式会社永田製作所で広報を担当しております、永田菜々です。現場でのリアルな学びや取り組みをお届けしています。

    梅雨のはずが、雨よりも暑さが先にきているような毎日が続いていますね。
    皆さま、体調など崩されていませんか?

    さて、6月20日。
    永田製作所にとって、ひとつの節目となる日となりました。
    この日、15年間にわたって会社を支えてくださったパートスタッフのYさんが、退職されました。

    Yさんが担当してくださっていたのは、二次加工の工程。製品の仕上がりを左右する大切な工程で、丁寧さと責任感を持って、長い間支えてくださいました。
    退職の日には、社員一人ひとりに声をかけながら、こんな言葉を残してくれました。
    「永田製作所のこれからの発展を、心から願っています」
    その言葉に、私たちは改めてYさんの存在の大きさと、支えていただいた日々の重みを感じました。

    本当にお疲れさまでした。
    そして、15年間のあたたかいご尽力に、心から感謝申し上げます。


    そして、今週から永田製作所に新たな仲間が加わりました。
    NC自動旋盤のオペレーターとして、これまでにない新しい風を吹き込んでくれる存在です。
    実は、永田製作所としては初めての「女性オペレーター」でもあります。
    ものづくりの現場に新しい視点が加わることを、スタッフ一同とても楽しみにしています。
    ※新メンバーの紹介については、また改めてご紹介させていただきます。

    長く支えてくださった方の思いと、これから歩んでいく新しい仲間の挑戦。
    どちらも大切にしながら、永田製作所はこれからも、ものづくりと真摯に向き合ってまいります。

    Yさん、15年間本当にありがとうございました。

  • 「切削達人」集団 株式会社永田製作所 広報 永田菜々です。

    ゴールデンウィークの休みを利用し、和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドへパンダを見に行きました。 6月で中国に帰ってしまう影響もありパンダを一目見ようとすごい行列が出来ていました。

    実は、パンダを見るのは人生で2回目。前に見たのは幼稚園児のころ。
    そのときは「動いた!」「寝た!」「かわいい~!」って、もうただただ大騒ぎ。パンダが何をしても、 全部が楽しくて仕方なかったのを覚えています。
    でも今回、久しぶりに見るパンダは、なんだか違って見えました。 人だかりのなかで、のんびり過ごしているその姿を見ていたら、「何百人もの人に見られながら、今日も 変わらず過ごしてるんやなぁ」って、ちょっと感慨深くなってしまって。
    子どものころは“かわいい”で終わっていたものが、大人になると“すごいなぁ”とか“なんか健気やな” とか、感じ方が変わっていて、自分でもびっくりしました。
    同じパンダを見てるのに、心の中ではまったく違う景色になってる。きっと、年齢を重ねたり、いろんな 経験をしてきたことで「見る目」って少しずつ変わっていくんですね。

    これって、私たちの“仕事”も同じだなって思います。
    少し前までは「図面通りに形にすること」がすごいと思っていたけれど、 今は「そのために誰がどんな工夫をしているか」とか、「納期に間に合わせるためにどう動いているか」 とか、そういう“見えない努力”の部分にグッとくるようになりました。
    だからこそ、誰かの目にふれたときに、その奥にある想いまで伝わるような仕事をしたいなと思うのです。 そして、私の仕事である広報はその部分を発信していくものだと思います。
    見る目が変わることは、ちゃんと成長してる証かもしれませんね。

    ◇◆永田製作所新着NEWS◇◆◇【ものづくりワールド東京 機械要素技術展】に出展いたします!
    今回は、私たちが得意としている「長尺シャフトの加工」「熱処理後の仕上げ」「自社でのネジ切り加工」 など、実際に“見て、聞いて、触れて”もらえる機会です。 そして何より、「これ、ちょっと困ってた!」「今までの加工先が廃業して…」「こんな製品、できる?」 そんな声を、ぜひその場で聞かせてほしいのです。 来てくださった方と直接お話しできるのが、何よりの楽しみです。手土産話と笑顔を準備してお待ちしています😊
    (会期)2025年7月9日(水)~11日(金) 
    (場所)幕張メッセ 
    (ブース)2ホール 12-54 東大阪市ブース内

  • モノづくりの町東大阪で熱処理工程のある切削加工を得意とする技術集団『切削達人』代表の永田弘です。

    先日、経営者仲間と和歌山県にある(株)山長商店さんの山林と工場見学に行ってきました!
    こちらは、住宅の柱、梁、化粧板などに使用される木材の加工販売をされている会社様です。
    江戸中期に創業されて今日に至るまで300年以上人々に愛される会社の歴史と秘訣を調査してきました。

    紀伊半島南部に約6,000ヘクタールの自社林を保有される山長商店さんは、植林から始まり、育林、伐採、製材、乾燥、仕上げ、厳しい品質検査、選別を得て、最終プレカット加工までを自社にて一貫体制で加工し販売されています。

    まず私たちが向かったのは、実際に伐採が行われている自社林です。そこでは、重機やトラックが入れない急勾配の山を切り倒した木材が平坦な山とをワイヤーで繋ぎ、搬出し、その後特殊な重機を使用して、枝を落とし、定尺にカットされていました。その際に根元の曲がりや、腐れなどの欠点部分を除き
    約20~25mの木1本から梁などに利用できる木材は1~2本しか取れないとのことです。

    次に、工場へ移動し、樹齢や節の見極めを経て、各種用途に選別、仕分けをし製材工場に送られます。製材工場では、皮を剥ぎ、丸太を四角く加工する工程が行われます。そこでは、職人が1本1本素材の「癖」を瞬時に見極め、更に自動製材装置でカットされていきます。そして、乾燥工程。最終的に、その木材の含水率、強度、ヤング係数などを瞬時に測定できる測定器を使用し、選別されます。
    最後もやはり職人の目利き(目視検査)を通り、お客様の希望される形にカットされ出荷するという一連の流れを自社にて一貫生産されている国内で類のない会社様でした!

    私は、今回の視察で良い製品を世に出すために、一切妥協しないモノづくりに感動しました!
    伐採時に最初の選別が行われ、その後工場に移動し各工程が終わるたびに目視検査や機械を使った測定ではじかれて、厳しい検査をいくつもパスした製品しか使わない徹底したモノづくり。
    各部署で説明をしてくれた皆様が誇らしげに仕事内容を話されているのをみて、皆さん本当に誇りとプライドを持って取り組んでいるからこそ品質が保たれているのだと学びました。

    弊社でも、各工程が終わるたびに検査を行っていますが、品質は妥協することなく、更に良くなる様に
    改善を重ねて、各工程は担当者が責任を持って保証し、もっと上を目指していくことが、今の弊社には
    まだまだ不足している部分だなと感じました。これからも一貫した対応で見える品質をご提供できる会社となれるよう今回の学びをスタッフとシェアして精進していきます!

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