切削達人集団「永田製作所」/精密機器・油圧機器、熱処理後の仕上げ加工、円筒研磨、切削加工ならお任せ下さい

切削達人ブログ

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  • モノづくりの町東大阪で熱処理工程のある切削加工を得意とする技術集団『切削達人』代表の永田弘です。

    2025年が開幕しました!皆さま本年も宜しくお願いいたします。

    年末のことになるのですが、児童養護支援協会【ポーラスター】様からお話を頂き、児童養護施設で暮らす子供たちの前で、『可能性は無限大!』というテーマで講話授業をさせて頂きました。
    趣旨は、私の体験談を通して、子供たちが自分の可能性に気づいてもらって、様々な困難や壁が立ちはだかった時の自身の捉え方や、乗り越え方などをお伝えすることです。

    当初お話を頂いた時、子供たちのことを少なからず『可哀そう』という感情を抱いていました。。。
    なので、そんな子供たちのために、私が出来る限りの事をお伝えして、自分たちには無限に広がる可能性があるんだ!ヨシッ!頑張ろうと、明るく、前向きな気持ちになってもらいたいという想いで向かいました!

    自己紹介やオープニングのグループワークの時には、友達同士会話を弾ませ楽しんでいましたが、いざ私の授業が始まると、みんな真剣なまなざしでしっかりと聞いてくれました。
    また、あいまに挿入したネタにも温かいツッコミで応えてくれて、1時間私も気持ちよく話をさせてもらえました。

    授業を終えたあと、子供たちがたくさん駆け寄ってきてくれたのですが、印象的だったのがみんなキラキラした目をしているんです!そして、初対面にも関わらず子供たちからどんどん話しかけて来てくれるのです。
    私は子供の頃、超人見知りで、初対面の大人にいきなり壁もなく話せることができなかったので一番の驚きでした!本当にコミュ力は私よりはるかに上でした!!

    子供たちは、18歳になり高校卒業と同時に施設を出なければなりません。
    相談できる大人が少ない彼ら、彼女たちにとっての問題は就職や住む場所です!
    そんな弱みに付け込んで、ブラックな環境で働かされて体を壊す子供たちもいるそうです。
    また保証する大人が居ないので住む場所を探すのも大変苦労されていると聞きました。

    夢と希望をもって、社会に出てくる子供たちの可能性を奪うことだけは許せない!!

    様々な事情で親元から離れて暮らす子供たちの抱える問題や現状をお聞きして、私も何か力になれることがあるのでは!と、今後この支援団体に個人、企業として関わっていくことを決めました!

  • 「切削達人」集団 株式会社永田製作所 広報 永田菜々です。

    遅ればせながら、昨年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
    誠に恐縮ではございますが、ブログにて年始の挨拶とさせていただきます。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    早いもので、2025年も始まって一か月が経とうとしています。
    私たちのような町工場では、日々の仕事の中でも新しいツールや発想を活用しながらお客様が求めている情報を発信することが大切だと感じています。
    そして、先日新たなツールとして「ChatGPT」を教えてもらい、実際に使ってみました。

    まずは、Instagramに投稿するリール動画の構成をChatGPTに投げかけました。
    するとオープニングからエンディングまで考えてくれるではありませんか!!”なんだこれは”と感動したのが率直な感想でした。
    これまで、一人で考えてアイディアが浮かばず息詰まることが多かった私に救世主が現れました。

    ChatGPTは、私のアイディアを形にするだけでなく、新しい視点や工夫を提案してくれるので、創造性をさらに高めてくれると感じています。他にもブログの文章を考える際にも、柔軟な発想を引き出してくれるので、今後も積極的に活用していきたいと思います。

    また、日々の業務の中で文章を書くことに時間がかかる場面や、どうしても良いアイディアが浮かばないと感じる瞬間では、ChatGPTを頼ることで、効率的に作業を進められるだけでなく、新たな発見や気づきを得ることができました。

    もちろんAIの提案をそのまま使うのではなく、私たちらしい温かみや永田製作所ならではの個性をプラスしてさらなるSNS強化を図りたいと思います。

    最後に、2025年は、Instagramのフォロワー2000人達成・X(旧Twitter)とTikTokのフォロワー1000人達成を目標にさらなる情報発信の場を広げていこうと考えております。

    是非、各SNSフォローしていいねやコメントをお願いいたします。
    企業公式SNS一覧はこちら

  • 東大阪にある熱処理後の切削加工が得意な永田製作所の永田菜々です。先日お客様からお問合せ頂き、当社で課題解決した事例をご紹介します。

    製造現場での機械トラブルは、突然訪れます。

    「機械が故障し、交換部品の手配が間に合わない!」
    「復旧までに時間がかかり、このままでは納期が守れない!」

    こうした状況に陥ったとき、損失を最小限に抑えるには迅速かつ柔軟な対応が求められます。しかし、多くの企業ではこんな課題に直面するのではないでしょうか?

    ○既存の生産ラインに緊急対応の生産を割り込めない。
    ○既存の生産計画を優先せざるを得ず、納期が遅れる。

    永田製作所は、これらの課題を解決するための「24時間対応力」を強みにしています。当社が実際に対応したケースを例に、その具体的な対応力をご紹介します。

    切削加工での緊急事態時の対応

    ある日、お客様から「機械が故障し、交換部品の手配が間に合わない!」「復旧までに時間がかかり、このままでは切削加工品の納期が守れない!」という連絡を受けました。

    他社では既存の生産ラインへの割り込みが難しく、納期の遅れが予想されましたが、永田製作所では以下の手順で迅速に対応しました。

    依頼を受ける
    状況と切削に関する加工内容を丁寧にヒアリングし、緊急生産ための加工計画を迅速に立案しました。

    切削加工計画
    切削加工の緊急対応生産を既存の生産ラインと分離し、24時間体制でフル稼働できる体制を構築。これにより、通常の生産計画に影響を与えず、大量ロットの緊急対応が可能となりました。

    24時間連続生産
    当社の24時間稼働体制を活かし、昼夜を問わず生産を続行。品質を維持しながら、必要な量を短期間で製造しました。

    永田製作所の強み

    このように迅速な対応が可能な理由は、以下の当社の特長にあります。

    24時間稼働体制
    弊社では、指定材質の鋼材を20t~30tを常時在庫しています。
    また24時間稼働NC自動旋盤を第2工場7台+第3工場4台と、11台保有しておりますので、径さえ合えば、その1台を緊急製造対応に割り当てることが可能です。

    大規模工場のような、セッティングの大変なラインを組んでいるわけではないので、工程の合間に緊急オーダーを差し込んで、臨機応変に製造することができます。

    一貫製造管理体制
    永田製作所では、設計から加工、仕上げまでの全工程を自社で一貫管理しているため、各工程間の連携がスムーズです。これにより、突発的な仕様変更や緊急対応にも柔軟に対応できます。

    複数工程を担当できるオールラウンドな対応力
    永田製作所のスタッフは、多くの工程を担当できる多能工として育成されています。これにより、担当者不在や突発的なトラブルが発生しても他のスタッフがすぐに対応可能。生産の停滞を防ぎ、安定した供給を実現しています。

    お客さまの声

    NC旋盤を保有している工場は、転造盤(ネジ切り、ローレット)と研磨工程がある製品は、基本的には協業先で加工するのが普通だと思っていたが、永田製作所では、その工程全ても自社内で加工できるのが納期の早い理由なのだと分かった。ー商社E様

    お問合せ・ご相談

    ご相談やお問い合わせに一生懸命ご返事させていただきます。
    私たちの技術が少しでもお役に立てれば光栄です。
    >>お問合せフォームはこちら

  • 「切削達人」集団 株式会社永田製作所 広報 永田菜々です。

    2024年も残り半月を切りました。
    先日、弊社では2024年の振り返りと、2025年の目標を発表する第6回経営計画発表会を開催しました。
    そして今回は経営計画発表会後に行いました、忘年会の様子をお届けします!

    まずは、乾杯から。
    乾杯の音頭は、今月で入社して1年になるスタッフが担当してくれました。
    美味しい料理が運ばれ、お酒も進み普段しゃべることが少ない部門同士でも会話が弾んでいました。

    そして忘年会の目玉企画「ビンゴ大会」の時間になりました!
    事前にスタッフが欲しいものをもとに、景品を用意しました。
    景品は、1等:ダイソン掃除機 2等:旅行券 3等:社長賞(金一封)など
    そして栄えある1等に当選したのは、NC自動旋盤を担当するスタッフ(ニックネーム:ザッキー)でした!「ほしかった!」と喜んでいる姿が印象的でした。

    無事、景品が全員にいきわたりビンゴ大会も終了かと思いきや、社長の提案で急遽、じゃんけん大会が始まりました!
    勝ち残った人にはなんと社長から賞金が渡されました。
    ビンゴ大会・じゃんけん大会とも盛り上がり、この時だけは仕事を忘れて、たくさんしゃべって、たくさん食べて、たくさん飲んで楽しい忘年会となりました。

    また、忘年会の様子をまとめた動画をインスタグラムの方でアップしましたので
    【12月6日の投稿】そちらも下記QRコードを読み取って見てもらえると嬉しいです。

  • モノづくりの町東大阪で熱処理工程のある切削加工を得意とする技術集団『切削達人』代表の永田弘です。

    早いもので、あっという間に今年もあと少しです。皆さまやり残したことはないですか? 弊社は、12月20日が決算棚卸なので日々の仕事プラス棚卸の準備等で、今年定めた自分の目標も全ては 達成できていなのでめちゃ焦っています💦

    先日、今年で6回目を数える経営計画発表会を全スタッフ参加のもと開催しました!
    この会では、一年を振り返り各部門で定めた目標の進捗状況の確認や、会社の売上状況、来年の弊社を 取り巻く環境や受注状況、方向性などをみんなで共有し、それをもとに来年度の各部門の目標と 個人目標を作成してもらいます。

    今回は、広報部の菜々が司会を担当し、活動してきた1年の成果と来年度の 活動についても話してもらいました。課題は、やはり『人材採用!』 まずは、SNSを活用して会社の仕事の内容や、スタッフ紹介を通じて 会社の雰囲気をたくさんの方々に知っていただくこということに重きを 置いて活動してきました!そのための様々なツールも一年かけて準備して きたので、来年は本格的に採用に力を注いでいきます!

    そして、最後に弊社のスローガンを発表しました!
    今年のスローガンは、『創』でしたが、お客様にとって良い品質。良い納期。良い価格で納品するために 仕組みや体制を創り上げる活動を行ってきました。
    しかし、まだまだ流れの悪い箇所や、問題が起きることから、引き続きスローガンを『創』としました。
    品質は良くて当たり前!ますます厳しくなる短納期への対応や、価格を改善するため、以前はお断り していた加工や、工程削減に対応するべく、新たな設備の購入も検討しています。
    まずは、誰でも同じ加工ができ、品質が確保される仕組みと、適材適所に人員を配置する体制を 全社員と話し合いながら創り上げていきたいと思います。

    祖父、父から受け継いだこの会社も来年で67年目に突入します! 68年目を迎えるとき、私も50歳となりますので、それまでに先代との目標であった工場移転を 必ず達成し、目先の70年を通過点とし、100周年を迎えられるような会社に成長できるよう来年も 全力で頑張りたいと思います!

    最後になりましたが、今年も1年お世話になりありがとうございました。よいお年をお迎えください!!

  • 先日、はるばる遠くから、弊社HPの工場見学案内よりご連絡いただきました、新潟県小千谷市にある
    小千谷鉄工電子協同組合の皆様、総勢13名が工場見学に来社されました。


    まずは、永田製作所のこれまでの取り組みをお話をさせていただきました。
    昨年9月より新設いたしました広報部の若者に向けたSNSの活用方法・あえてアナログでおこなっているハガキ送付。工場の土地柄を利用した看板などの内容を詰め込ませていただきました。

    ウェルカムボードでお出迎え!
小千谷市は、錦鯉の発祥の地ということで錦鯉を書きました。
    ウェルカムボードでお出迎え
    新潟県小千谷市は、錦鯉の発祥の地ということで錦鯉を書きました。

    その後は、工場内を案内し弊社の設備や、実際にネジ切りをしている転造盤工程を間近で見ていただきました。

    感想
    ・SNSなどを使用していてとても参考になりました。
    ・中小企業ならではの取り組みを見せていただきました。
    ・取り組み、SNSを利用した広報戦略、ラインの工夫により段取り時に刃物交換をしなくて良い取り組みが素晴らしいと思いました。

    他県の同業他社の方々と交流することができスタッフ一同大変嬉しく思います。
    短い時間でしたが、ご縁をいただきありがとうございました。

    小千谷鉄工電子協同組合の皆様と記念撮影


  • 「切削達人」集団 株式会社永田製作所 広報 永田菜々です。

    私は昨年の12月から毎月1回、お客様満足度を高めるために外部の研修を受けていました。
    この研修は、内勤スタッフがお客様との関係性を深めることで、顧客視点を持ち、接点を大切にすることで皆さまに安心感と信頼感を提供することを目的とし、併せて会社全体の成長を促進するのが狙いです。

    そして、9月の上旬にすべての講座を終え、最終発表を行いました。
    今回、受講したきっかけは社長から行くように言われたからです。かなり人見知りな私は、人前で話すことや意見を言うことがすごく苦手でした。
    さらに、入社間もない私に何ができるのだろうか?学んだことを自社に活かすことができるのだろうか?という不安もありました。

    講座の中では、私たちにとってお客様とはどういう存在なのか、お客様の不満を無くす為にはどうしたら良いのかお客様目線で事例を取り入れながら学びを深めていきます。
    また、それぞれの感じたことを発表することで自分にはなかった考えを聞くことができます。

    この講座を通して、一番の収穫は自身の成長だと感じています。
    自分の意見を言うことが苦手な私は、的外れなことを言ってしまったらどうしようと勝手に思い込み自分自身で首を絞めていました。
    ですが、一緒に学んでいる仲間は決して否定しませんでした。また、私の意見に賛同してくれたり、そういう考えもあるねと肯定してくれることで少しづつ私の自信につながって行きました。

    最近では、弊社に来社されるお客様に対して一人で工場見学の案内をするまでに成長しました。
    まだまだ、説明不足の点がありますが人前で話すことに少しづつ抵抗が無くなって来ました。

    最初は、自信が無かった私ですが最終発表では、全員の前で取り組んで来たことを発表し、MVPまで獲得することができました。
    自分にはできないからと決めつけることは良くないと感じた10か月間でした。

  • モノづくりの町東大阪で熱処理工程のある切削加工を得意とする技術集団『切削達人』代表の永田弘です。

    先日、宮崎県の地震にはじまった南海トラフ地震臨時情報を受け、私自身改めて災害に対しての意識が 高まっています。
    第50号でも地震についてはふれさせて頂きましたが、周りのスーパーでは水や お米などの購入制限がかかり、売り切れ続出しています。
    私も急いでスーパーに走り、お米、水、カセットコンロ、即席のカレーや麺類を最低限購入しました!

    また会社には、サーバーが有るので水は常備しているのですが、即席めんと新たにポータブル充電器を 購入し、いざという時のために備えています。
    来てほしくはないのですが、会社を経営するうえで欠かせないスタッフとその家族のために会社として 最低限の備蓄は必須です。

    最近災害級の大雨や台風,が日本列島あちこちで発生している影響で、企業としてのBCP(事業継続計画) について、お問い合わせや調査依頼が増えてきています。
    そこで今回は、弊社のBCPの取り組み状況についてお伝えしたいと思います。

    まず一番皆様が心配される工場については、本社をはじめ、第2工場、第3工場とNC自動旋盤は 分散しています。
    また研磨工場については、車で10分程度離れていますのでご安心ください。
    大阪で大規模な自然災害が発生した場合、信頼のおける協力工場が岐阜、福井、東京、千葉などにあります。
    同じスター精密製の機械を多数保有している仲間なので緊急事態が起きても大丈夫です!
    また、表面処理等についても大阪を主として、熊本、兵庫、愛知、鳥取など各地に分散しています。

    働いてくれているスタッフさんについては、ハザードマップの確認、各自の携帯番号はもちろんのこと、 家族の携帯番号もお互いにお聞きしており、有事の際には最優先項目として安全確認を行い、 必要に応じて対策を講じていきます。
    食料については1週間分のスタッフさんとその家族分くらいは備蓄しています。
    まだまだスタッフさんの安全確保については、防災、避難訓練などを通してみんなの意識も高めていく 必要があると思います。
    以上はほんの一例ですが、会社としてまだまだ対策をしていかなければ!と考え、 今後はBCP対策セミナーなども受講して、仕組みを作り上げ、皆様にもっと安心をお届けできる企業に していく予定です!

    最後に、しつこいようですが起こって欲しくはありません。。。

  • 「切削達人」集団 株式会社永田製作所 広報 永田菜々です。

    少し前の話ですが、お盆休みに高校のソフトボール部の同級生とBBQをしました。
    卒業して6年になりますが、こうして毎年集まっています。
    社会人二年目になると学生時代と違って、お互いの仕事の話が会話の中心でした。
    お互いの悩みであったり、これからやってみたいこと、高校時代の思い出話などネタがつきません。

    こうして、話せるのも高校時代の3年間があったからだと思います。
    毎日、グラウンドを駆け回り、怒られ、時には喧嘩し、今思えば青春ってこういうことだなと・・・ 当時は、きついしか思っていませんでしたが。。。(笑)

    この仲間との一番の思い出は、高校3年の夏、近畿大会出場がかかった試合。
    相手は、いつも対戦しているチームですが、一度も勝ったことのありません。
    私は、先発ピッチャーでの出場でした。初回からランナーを出すも味方の好守備により0点で切り抜け 交代予定だった3回までを0点で抑え、交代。
    あとは、同級生ピッチャーに任せました。
    0点のまま試合は進んでいましたが、打線が繋がりランナーは3塁へ。
    ここでキャプテンを代打に出しました。
    ランナーが3塁にいる場面は、ソフトボール特有のたたきという 打法で点を取る攻撃方法が多いです。そして、キャプテンはこのたたきだけを練習してきました。
    チーム全体がここはキャプテンしかいない。任せたと送りだしました。
    結果は、見事に成功。この一点を守り切り勝利しました。

    最終結果は、近畿大会出場とはなりませんでしたが、全員が勝つことの楽しさを感じられた試合でした。

    この苦しい3年間を通して、勝つことの喜び、時にはぶつかることもありましたがお互いに心を開いて 話ができる存在は、私にとって大切なものです。

    こうして社会人になっても集まれる場所をこれからも大切にしていきたいなと思います。

  • 「切削達人」集団 株式会社永田製作所 広報 永田菜々です。

    私が、大学2年生頃です。
    絶賛コロナ過の為、講義はリモート、部活は制限されているという時期でした。

    リモート講義の一つに、家で料理を作りレポートを提出するというものがありました。
    パンをつくったり餃子をつくったりと講義で作ったものは家族に食べてもらうという生活をしていました。

    そのうちの一つにりんごジャムを作るという講義がありました。
    せっかくだからと少し高めのりんごを使い作ったりんごジャムは、 お店に出せるかも!?というぐらい美味しく完成。
    かなり多くなったので、半分は自宅用に半分は曾祖父の家へ持っていくことにしました。

    数か月たち、母が曾祖父の家に行ったとき「また菜々が作ったりんごジャムが食べたい」と言っていると、 聞きましたが、その時、コロナの制限が緩和され本格的に部活動が始まっていた私は「忙しいからまた今度ね」 と答えました。

    それから半年後、曾祖父は他界。
    急だったため、また食べたいと言っていたりんごジャムを食べてもらえないまま天国へと旅立っていきました。
    あの時忙しいからと後回しにせず作っていたらじいちゃんの喜ぶ姿見れたかなと後悔が残りました。
    最後のお別れの前、「あの時りんごジャムを作れなくてごめんね」と書いた手紙をそっと棺に入れました。

    大切な人が急にいなくなるという体験が初めてで、 当時、悲しさと後悔という感情に包まれたことを今でも鮮明に覚えています。

    以前の私は、忙しいからと何事も後回しにするタイプでした。
    この経験から、自身のやるべきことに優先順位をつけて物事を進めること。
    やらなくて後悔するよりやって後悔した方がいいということを学びました。

    失敗を恐れず、これからも様々なことに挑戦していきたいと思います。

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