切削達人集団「永田製作所」/精密機器・油圧機器、熱処理後の仕上げ加工、円筒研磨、切削加工ならお任せ下さい

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  • モノづくりの街東大阪から「新たな風を吹かします!」株式会社永田製作所 広報の永田菜々です。

    1月19日、大阪市中央会堂で開催された「あきない新春特別セミナー2024」に参加しました。
    約50名の方々が、全国各地から集結しました。

    勉強に意気込んでいる広報

    ー講師について
    ライソン株式会社から、代表取締役 山様・広報 三上様・動画クリエイター 佐藤様の3名に加えNNA株式会社 佐藤先生が登壇され、それぞれのテーマに合わせて講演されました。

    ー数々の大ヒット商品を発売
    ・第一部 ライソン株式会社 代表取締役 山俊介様

    数々の大ヒット商品を販売しているライソン株式会社。
    店頭で一度は見たことのある製品の制作の裏側をお話いただきました。
    山社長が製品を作るうえで大切にしてる『この商品を買う一人のお客さまのことだけを考える』というお話で、私は世間が欲しいものを作ることこそが家電メーカーの役割だと思っていました。
    ですが、他社にない製品で差別化をすることで独自のポジションを築き上げてきたそうです。
    私の中の常識が覆った瞬間でした。思わず、「なにこれ!」と手に取ってしまう製品だからこそ大ヒットしたのだと感じました。

    ー広報の役割って?
    ・第二部 ライソン株式会社 広報 三上紅美子様

    2023年9月に入社し、何の経験もない私が広報担当になりました。
    就任したものの、広報の仕事というものをあまりわからず、過ごしていました。

    弊社は、以前に情報番組に取り上げられたことがありますが、ここ数年は特にありません。
    メディアに取り上げる方法やメリットをたくさん紹介していただき、広報の役割が明確になりました。
    まずは、とことんやってみる!広報のこれからに注目していただきたいです。

    ー登録者数40万人以上!
    ・第三部 動画クリエイター 佐藤大将様

    今や、大人気YouTuberの佐藤さんですが、初めはなかなか思うようにいかなかったそうです。
    苦悩した過去や、YouTubeに対する熱い思いを聞くことができ、私ももっと頑張ろうと思いました。
    宣伝しない宣伝方法で、今まで誰もしたことのない動画だったからこそ今の登録者数に繋がっているんだと感じました。
    写真も撮って頂きありがとうございました!

    左:大人気YouTuber 佐藤大将さん


    ーまとめ
    ・第三部 NNA株式会社 佐藤元相様

    コロナ前とコロナ後の営業のやり方の変化をお話いただきました。
    時代に合わせたやり方こそが大切だと感じました。
    最後に、アクションプランを作成しました。これから、自身が取り組んでいくことをまとめていきました。

    一日で、すごい情報量が入ってきて頭から湯気が出っぱなしでしたが、何が必要か、何からすべきなのかを整理して、取り組めることから始めていきたいと思います!

    ライソン株式会社様、企画・運営していただいたNNA株式会社様 ありがとうございました!!












  • 株式会社永田製作所 広報の永田菜々です。

    12月13日、外部研修に参加してきました。
    全10講を通して、お客さまの立場で考え、リピート客を増やす仕組みづくりを学びます。
    今回は、第1回目に参加してきた様子をお届けしたいと思います。

    第1回テーマは、『お客さまの立場で考える』です。
    まずは、『脳の仕組みについて学び、経営の全体像、お客さまに選ばれるためには!』の講座を受けました。
    講座のなかでは、ワークシートを用いりながらグループワークを行いました。
    普段交わることのない業界の方々と、講座の内容についての意見交換やひとりひとりの経験談だったり、考えを聞くことができとても良い刺激を受けました。

    真剣にワークシートに取り組み中
    ワークシート取り組み中

    全10講を通してお客さまとの関係性の作り方を学び、お客さまの立場で考えられる広報になるのが目標です。自分の意見を人に伝える、人の意見を聞くことを大切にして約1年間取り組んでいきたいと思います!

    研修後は、みんなで懇親会へ。
    美味しいお食事を頂きながら、皆さんの会社のことを聞いたり、趣味の話をしたりとても盛り上がりました。



  • モノづくりの町東大阪で熱処理工程のある切削加工を得意する技術集団『切削達人!』代表の永田 弘です。

    先日、長崎県は対馬に行ってまいりました!
    対馬は、九州本土より約130km、朝鮮半島から約50kmの距離にあり、南北82km、東西に18kmと細長い地形で、人口約3万人の島となります。
    年間約40万人の外国人観光客が押し寄せる、言わば日本の玄関口です。


    「対馬に行ってきた!」と言うと、「何をしにいったの?観光!?」と質問されます。
    その理由は、対馬に流れ着く海洋ゴミ、過疎化、増え続ける野良猫、鹿やイノシシによる農作物被害などについて、経営塾で交流のある現地企業さまや環境団体、また地元の子供さんたちと、今取り組まなければならないことや、日本のあるべき姿について一緒に考えるためです!

    対馬空港に降り立つまでの飛行機の窓から見える海は、青く透き通っていて「なんて美しい海だ!」と興奮しっぱなしでした。しかし、今回訪問した目的のひとつである海岸でのゴミ拾いを行う場所にたどり着いたとき、私は言葉を失いました。。。

    私が目にしたのは、ペットボトルや中身の分からない薬品が入った瓶、発泡スチロール、漁に使われる網、流木などが流れ着いた海岸でした。
    対馬は、対馬海流が日本海に流れ込む入口に位置し、冬は大陸からの季節風が吹くという立地条件が重なり、毎年莫大な海ゴミが漂着します。
    その量は毎年2万立方メートルと推定されます。(東京ドーム5杯分)そして、その約7割が韓国や中国など海外由来のゴミだそうです。。。

    残りの3割は、自国のゴミとなります。
    責任者の方から、ゴミ拾いの注意事項として、中に液体が残っている瓶やペットボトルは素手で拾わない!また注射針なども流れ着くこともあるので気を付けるように!と、説明を受けて、いざゴミ拾いスタート!!

    発砲スチロールや流木、空き缶やペットボトルなどをゴミ袋がどんどん膨らんでいきます。拾っても拾っても砂浜は見えてきません。汗だくになりながら、総勢30名で炎天下の下2時間拾って、15tにもおよぶ量を回収しました。

    「なんでこんな綺麗な海にゴミ捨てんねん!」と怒りと悲しみがこみ上げてきました。我々が住んでいる大阪からはるか遠く離れた対馬で起きている海ゴミ問題は、決して他人事では済まされません。ゴミを拾わず放置状態が続けば、プラスチックが劣化し、温室効果ガスの排出やマイクロプラスチック化が進み、いづれ人体に悪影響を及ぼすのです。

    私は、今回初めて対馬に行ったのですが、海洋プラゴミ問題は、個人、企業だけではなく国家を上げて早急に、そしてもっと真剣に取り組まなければならない問題だと強く思いました。
    対馬の子供たちが、『対馬の誇れる所は、海が綺麗!』と言っていたのが印象的でした。
    未来の子供ために私たちが今、できることから始めていかなけばならない。。。

  • 東大阪の切削達人 永田 弘です。

    先日、『伝筆』(つてふで)というセミナーを受講してきました!
    伝筆セミナーとは、LINEやMessengerなどのSNSを活用し、お礼状や手紙を送る時代に、あえて日本古来からある文化、筆を使って文字を描き、メッセージカードやハガキに想いを込めて相手に届けるセミナーです。

    以前から、お名刺交換をさせて頂いた方へのお礼状や、弊社のスタッフやそのご家族に向けてお誕生日や記念日ごとに描いてプレゼントしているのですが、なかなかの好評で、部屋に飾ったり、大切に保管してくれています。


    小学生から中学にかけて書道を習っていたので、周りと比べると字を書くことが得意な方だったのですが、筆記用具を用いて文字を書くことが年々減り、年のせいか変なクセもついて自分自身でも読み返したときに解読不能に陥ることが増えてきた気がします。。。( ̄▽ ̄;)

    そんな自分のクセも個性として描くことができるのも伝筆の良いところ!
    (→ 受講して2時間くらいで、みるみる上達してきました♪)

    私も日頃から家族や、友人とLINEでやり取りしています。
    ユニークなスタンプもたくさんあるので、送る側も、受け取る側も楽しく会話できるし、無くてはならないツールのひとつだと思います。
    でも、相手の事を想いながら、伝筆で時間を掛けてメッセージを届けることができる伝筆と出合ってからは、最初の話題作り。コミュニケーションのひとつとしてとても役立っています。

    4時間弱のセミナーの締めくくりとして、色紙にワイングラスをかたどった中にポジティブな文言が注がれているかのように描いていくのですが、終始無言で黙々と取り組みました!絵心や字を書くことを苦手としていた私としてはとても面白いセミナーでした!

    仕事とは直接結びつかないかもしれませんが、伝筆を活用して、お客様や仲間と良好な関係を築くことができるなら、あえてアナログを私は選択します。

    これからも、デジタルとアナログを使い分けて皆様の元へ届けていきたいと思います!

  • 東大阪の切削達人 永田 弘です。

    6月は私の47回目の誕生日でした。
    友人やスタッフからもお祝いして頂き、改めて周りの方々のおかげで生かされていると感じました!

    特に嬉しかったのが、スタッフの子供さんからお手紙とプレゼントを頂いたことです。
    みんなで食事に行ったり、クリスマスにサンタークロースからとしてほんの気持ちですが、プレゼントを渡した時のことを覚えてくれていて、「しゃちょーさんへ」からはじまる手書きのメッセージが何より嬉しかったです!

    弊社では、月初めに、その月がお誕生のスタッフへ、私からのプレゼントとメッセージを手渡し、みんなでお祝いしています。
    また、休憩時間や朝礼時にハッピーニュース(身近に起きた嬉しかったことを発表する)を共有しているのですが、仕事中には聞けない休日の過ごし方や、趣味の話などが聞けて、スタッフの意外な一面を
    垣間見たりします。


    相手に関心を抱き対話することで、良いところはもちろんのこと、些細な悩みや不安なことに気づいたり、話しやすい環境作りにも繋がります。

    社長として、日々の売り上げや利益を追求することは大切です。
    でも、それと同じくらい日頃働いてくれているスタッフとその家族も、自分の家族と同じように興味を持ち、関わり、守っていく!と、決めて行動しているつもりなのですが、少しはそんな社長になっているのかな?って、嬉しくなりました!


    今後は、さらに外部の方々のお力も借りて、チーム力アップを図るために研修も取り入れていく予定です。

    今年は、会社も創業して65年目となります。
    スタッフとその家族も招待して、何かしらのイベントも開催したいと考えています。。。
    コロナも落ち着いてきたので、社員旅行でも企画しようかな!?

    私が以前からお伝えしている目標に、点在している工場の集約化があります。
    未だに、ここだ!と、思える場所には巡り合えていませんが、何とか50歳になるまでには必ず達成したいと強く願っています。
    それまでの時間は、チームの結束を高めることに全力で打ち込んでいきたいと思います!

  • 東大阪の切削達人 永田製作所 代表の永田です。

    ようやくプライベート、仕事の日常のリズムを取り戻してきた今日この頃ですが、昨年の後半から、何か気分がスカッと冴えない時間を過ごしていました。。。

    コロナが流行する前までは、土日も関係なく仕事に没頭する日々でしたが、今年に入ってから、気分転換を兼ねて、『ヨシッ!最低でも月1回旅に出よう』と決めました!

    当然、土日休むとなれば、その日までに仕事を終わらせなければなりません。
    宿も予約し、ドタキャンとなればキャンセル料も発生するので、1秒も無駄にすることなく毎日の仕事一つ一つに集中して、当日中に終えるよう取り組んでいると、意外と休めるものなのですね!
    (この歳になるまで気づけませんでした...笑)

    まずは、近郊(車で片道3時間くらい)を攻め、今までテレビや雑誌などでしか見たことのない景色やその土地の食や文化を楽しんでいます。
    と、いっても会社や仕事のことは頭からなかなか離れないのですが、、、
    それでも、しっかり身体と心を休めて、翌日から気持ちを新たにまた1ヶ月頑張ろう!と、自分に言い聞かせて、束の間の休息をとるようにしています。

    その甲斐あってか、五感が鍛えられている気がします!
    日々、目先の仕事に追われ没頭していると、頭も固くなりがちで、良いアイデアがなかなか出てこなかったのですが、素晴らしい景色や自然に触れているときに、ふと舞い降りてくることが増えました。


    また、ゆっくりとした時間を過ごすことで、精神的にも余裕が出てきたと思います。(笑)
    (↑私に一番欠けているのが心の余裕だと思います...)

    会社は、スタッフが居てくれるおかげで成り立ちます。
    だから、社長の仕事は、働いているスタッフとその家族の生活を守ることです。
    社長が目先の仕事に追われ、話しかけるなオーラを出しているようでは、みんなも顔色を見て仕事をしてしまうので、会社の雰囲気も最悪ですよね!


    『この前、こんな所行ってきたよ!』とか、『〇〇良かったから今度行ってきな!』と、他愛もない話などもすることで、社長になんでも話せる、より良い会社作りにつながると思います。

    普段無意識に感じとっている様々な情報を、ほんの少し意識し≪視て≫、≪聞いて≫、≪嗅いで≫、≪味わって≫、≪触れる≫ことで鍛えられる五感のトレーニング。

    これからも続けていきたいと思います!

  • 東大阪の切削達人 永田製作所の代表 永田弘です。

    先日、十数年来お取引をしているお得意先のご担当者様が、定年退職されるとのことで、ご挨拶に来られました。


    さらに遡ること十数年前。
    このご担当者様とは、とあるメーカー様での競合先で、弊社の会長と、会合や、納品などで顔を合わせることも多く、仕事を取り合う中でした。

    しかし、月日が経ち、そのメーカー様もなくなり、部品調達で困っておられた際に、会長の顔が真っ先に浮かんだとのことで、弊社に相談に来られたのがきっかけで取引が開始しました。

    その当時、私は現場で機械を担当して、営業などしたことが無いペーペーでしたが、会長から見積り~納品まで全ての窓口を担当するように指示がありました。
    材料代の計算や、加工秒数の算出、そして利益の計算など・・・
    見積りに関わること全てが初めてのことばかりで、毎日テンパっていました。
    おかげさまで、少しづつ注文を頂く機会が増えていく中で、慣れはじめしまいには、調子に乗り、やっつけ仕事でこなしていくようになりました。

    そんな矢先、私が加工した製品で不良が発生しました!

    ここでは詳しく書きませんが、日本全国の病院に納められた機器に組み込まれた部品で重大な市場クレームとなりました。
    一時は、会社が傾くほどの補償や、対策などで1年の歳月を費やし、ようやく日常を取り戻しはじめた頃、ご担当者様から、『永田さんの所から、安心して使用してたんやで!イチから信頼取り返してや!!』と、言われハッとしたのを今でも忘れることができません。

    図面通りに加工して納めるのは当たり前!
    機械さえあればどこでもできます。
    それなのに、お客様はなぜ当社に注文を出してくれるのか??

    私は、仕事に追われる中で、モノづくりで一番大切な『信頼』というモノを理解していなかったのです。モノを作る際、材料に対して、工具の選定、回転数、プログラミングも大切ですが、積み重ねてきた実績(品質管理)と信頼は、すぐに出来上がるものではありません。

    祖父や会長が、お客様に対して歳月をかけて、積み重ねてきたから今日があるのです。
    それをいとも簡単に崩したのが、私でした。。。

    この出来事があってから、モノづくりに対する向き合い方が変わりました。
    そして、このご担当者様の言葉を頂かなければ、知らないまま仕事をしていたと思います。
    会社が無かったといっても言い過ぎではないでしょう。。。

    昨日の敵は、今日の友。
    ご担当者様、お疲れさまでした!
    そしてありがとうございました!

  • 切削達人 東大阪にある永田製作所 代表の永田弘です。

    20代、30代の私は、結果が全ての刺々しい経営者でした。工場内で、私語をしたり動きの悪いスタッフを見かけると、凝視の眼差しで睨みつけたり、ちゃんと仕事せんか!と大声を張り上げるような近寄りがたい存在だったと思います。
    その結果、大量に退職者が出るなど最悪な環境を作り出していたのが10年ほど前のことです。

    その後、何が間違っているのか分からない状況が続きましたが、通い出した経営塾で多くの先輩経営者さんと関わらせて頂く中で、自分の間違いにようやくつ気づき始めることが出来ました!
    そして、自分には足りないものをもっと補うために、昨年ある勉強会に通いはじめました。

    講師は、なんと! ザ・ぼんちの里見まさと師匠です。
    (40代以上の方なら?誰もが知る吉本の大御所で、漫才師。相方はおさむちゃんで~す!)

    まず、最初に驚いたことは、とにかく腰が低く、お仲間の話をされる時も、必ず先輩、後輩問わず名前の最後には必ず【さん】付けなのです。
    話を聴く相手に不快な思いをさせないためにそうされるとのことでした。
    そして、話の構成がとにかくお上手で、お話し始められると、緊張感に満ちた会場の空気がガラッと
    変わって、笑いと和やかな雰囲気に包まれます。(プロですもんね、、、笑)

    相手の話をしっかり聞き、うなずき、相槌を打ち、ユーモア溢れる返しをする。
    これこそ私に足りない部分だと感じました!
    実際に、スタッフと話をするときに、この学びを実践すると相手から次から次へと会話をしてきて距離も近づき、身内の話などもしてくれるようになりました!

    人と会話するとき、共通項を見つけたり、ちょっと話の最後にオチをつける!
    これだけで、こんなにも空気が変わることに驚きと同時に今までのことを反省しました。

    社長は、会社、働くスタッフの生活を守るために、売上や利益など頭の中から忘れることは出来ません。しかし、良い時でも、悪い時でも、顔には出さず、働きやすい環境を作り出すことが、結果、売り上げや利益に繋がるということを学びました。

    当然、お客様と話をする時でも、ムスッとした表情や態度で話すよりも、しっかり目を見て話を聞き、こいつには腹割って話せる!という関係を築くことがなにより大切なのだと!

    余談ですが、この3ヶ月間におよぶ勉強会の卒業式に、受講生とコンビを組み、学んだことを漫才で発表したのですが、『永田君。M-1出たら一回戦くらい突破できるんちゃうか!?』と、里見まさと師匠からお墨付きを頂けるまでに成長しました!笑
    社長に必要なユーモア。もっともっと磨きをかけていきたいと思います!

  • 日本中が歓喜に包まれたWBCが終わっても、まだまだ興奮が冷めない今日この頃ですね!
    準決勝のメキシコ戦まで、絶好の場面で打順が回ってきても、結果が出ない村上選手。

    しかし、最後の最後に結果を出した村上選手と、不調でも使い続けた栗山監督の采配には
    感動と涙しか出てこなかったです。(WBCを見ていおられなかった方は、なんのこっちゃ?ですね!笑)

    私は、小学校6年間は剣道。
    中学はラグビー。そして、高校3年間剣道に打ち込んでいました。

    高校3年となり、ようやく掴んだレギュラーの座!
    そんな最後の試合で、未だに悔いの残るミスを私はしてしまったのです。。。
    団体戦の副将(4番手)として出場し、1、2回戦は、3年間先生に教わった基本に基づいた技や、その応用で順当に勝ち進んでいきました。

    そして、いよいよ準々決勝。
    私が負ければチーム敗退のピンチです。

    相手は何度も練習試合などで対戦し、互いを知り尽くしていましたので一進一退の攻防戦です。
    残りの試合時間もわずかとなったとき、相手に一瞬、スキがうまれました!

    『今だっ!』と、相手の間合いに飛び込みました!
    『パァ----ン。1本!』審判が相手の旗を揚げました。
    高校3年間のクラブ生活が終わった瞬間でした。

    相手のスキがうまれた瞬間、基本の技を使っていれば確実に勝てた試合でしたが、私はこれまで一度も決まったことのない技を仕掛けたのです。
    理由は、決まったらカッコイイし、士気が高まると思ったからです。( ̄▽ ̄;)
    そんな自分勝手な行動で、キツく、辛かった練習を乗り越えてきた3年間のクラブ生活を台無しにしてしまったのです。


    試合終了後、全員集合した時も、いつもは厳しい先生が何も言わなかったのが余計に辛かったです。

    数年後、同窓会で集まったときに、そのことが心残りだったので、先生に聞きました。

    私: 「なぜ私を怒らなかったのですか?」
    先生:「永田、日頃からの鍛錬は裏切らない。勉強になったやろ!」
       「それが分かっただけで十分や!大人になっても経験と知識の積み重ねやで!」
    その言葉は、今でも私の心の支えとなっています。

    私は、自分を良く見せたいがために、他の人を真似たり、背伸びしたくなる傾向があります。
    しかし、生まれ持ったセンスや才能は人並なので、そこをカバーするのは、やはり日頃から、結果が出ずともトライアンドエラーを繰り返し、コツコツ継続していくことなのだと思います。

    今回のWBCを通して、なかなか結果の出ない村上選手を見ながら、練習は裏切らない。
    結果はあとからついてくる!と、テレビに噛りつき、熱い声援を送り続けている自分がいました。
    14年ぶりの日本優勝!おめでとうございます!!

  • 東大阪の切削達人 永田製作所 代表の永田です。 

    2月某日、『大人の社会科見学』と称して、経営者仲間の方々と海苔の養殖、収穫の様子と、実際に私たちが口にする直前までの海苔の加工を見学に行ってきました。

    私たちがお邪魔したのが、「すまうら水産」という会社さんで、最近、「青空レストラン」というテレビ番組でも取り上げられた須磨海苔の収穫から、小売店に行く前までの加工をされている工場でした。

    まずは船に乗り、漁場のある沖で収穫の様子(写真参照)を見せて頂き、その後、収穫した海苔が完成するまでの工程を見学しました。

    海苔が完成するまでの工程を簡単に説明すると、種付け→収穫→洗浄→細かいゴミの選別・除去→ミンチ状に裁断→熟成→型に流す→脱水・乾燥→選別→完成という流れです。
    その後、小売店で味付けや様々なサイズにカットして私たちの元に届きます。

    毎年9月から種付けをし、育苗などの準備期間を経て、11月下旬に海で網に海苔を仕掛けて、12月~4月までが収穫期間となるそうですが、年々環境が悪化しているため山や海の栄養も少なくなり、漁獲量も減って大変な状況にあることを知りました。

    そもそも海苔は、年中取れるものと思い込んでいたのですが、限られた期間しか収穫できないということを初めて知りました。そして、私たちの口に届くまでに、たくさんの手間と労力、海苔にかける情熱が伝わってきて、もっと感謝して食さないといけないと思いました。

    マル秘裏話として、海苔のプロだから分かるお寿司チェーン店の海苔が美味しいベストランキングもこそっと教えてもらいました。ご興味がある方には内緒で教えます!(笑)

    また、会社の代表の方と現状をお聞きする中で、業種は違えど抱える問題は一緒で、人材の確保や品質の確保。そして、温暖化が私たちの食文化にもすぐそこまで危機が迫っているのを肌で感じ、恐怖さえ覚えました。

    日頃、私たちが生活する中では感じることが出来ない貴重な体験をすることが出来ました。
    そして、ITやAIなど知りたい情報が、検索するだけで素早く手に入る便利な世の中でですが、やはり、こうして実際に現地で、肌で感じ、見て、聞くことの重要さを改めて感じました。

    この先の未来ある子供たちに、なにを残すことができるか?
    今、しっかり考えて行動しなければ、取り返しのつかない状況になる!と、身の引き締まる大人の社会科見学でした。

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