東大阪にある熱処理後の切削加工が得意な永田製作所の永田菜々です。先日お客様からお問合せ頂き、当社で課題解決した事例をご紹介します。
製造現場での機械トラブルは、突然訪れます。
「機械が故障し、交換部品の手配が間に合わない!」
「復旧までに時間がかかり、このままでは納期が守れない!」
こうした状況に陥ったとき、損失を最小限に抑えるには迅速かつ柔軟な対応が求められます。しかし、多くの企業ではこんな課題に直面するのではないでしょうか?
○既存の生産ラインに緊急対応の生産を割り込めない。
○既存の生産計画を優先せざるを得ず、納期が遅れる。
永田製作所は、これらの課題を解決するための「24時間対応力」を強みにしています。当社が実際に対応したケースを例に、その具体的な対応力をご紹介します。
切削加工での緊急事態時の対応
ある日、お客様から「機械が故障し、交換部品の手配が間に合わない!」「復旧までに時間がかかり、このままでは切削加工品の納期が守れない!」という連絡を受けました。
他社では既存の生産ラインへの割り込みが難しく、納期の遅れが予想されましたが、永田製作所では以下の手順で迅速に対応しました。
①依頼を受ける
状況と切削に関する加工内容を丁寧にヒアリングし、緊急生産ための加工計画を迅速に立案しました。
②切削加工計画
切削加工の緊急対応生産を既存の生産ラインと分離し、24時間体制でフル稼働できる体制を構築。これにより、通常の生産計画に影響を与えず、大量ロットの緊急対応が可能となりました。
③24時間連続生産
当社の24時間稼働体制を活かし、昼夜を問わず生産を続行。品質を維持しながら、必要な量を短期間で製造しました。
永田製作所の強み
このように迅速な対応が可能な理由は、以下の当社の特長にあります。
24時間稼働体制
弊社では、指定材質の鋼材を20t~30tを常時在庫しています。
また24時間稼働NC自動旋盤を第2工場7台+第3工場4台と、11台保有しておりますので、径さえ合えば、その1台を緊急製造対応に割り当てることが可能です。
大規模工場のような、セッティングの大変なラインを組んでいるわけではないので、工程の合間に緊急オーダーを差し込んで、臨機応変に製造することができます。
一貫製造管理体制
永田製作所では、設計から加工、仕上げまでの全工程を自社で一貫管理しているため、各工程間の連携がスムーズです。これにより、突発的な仕様変更や緊急対応にも柔軟に対応できます。
複数工程を担当できるオールラウンドな対応力
永田製作所のスタッフは、多くの工程を担当できる多能工として育成されています。これにより、担当者不在や突発的なトラブルが発生しても他のスタッフがすぐに対応可能。生産の停滞を防ぎ、安定した供給を実現しています。
お客さまの声
NC旋盤を保有している工場は、転造盤(ネジ切り、ローレット)と研磨工程がある製品は、基本的には協業先で加工するのが普通だと思っていたが、永田製作所では、その工程全ても自社内で加工できるのが納期の早い理由なのだと分かった。ー商社E様
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