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切削達人ブログ

「自分を受け入れること」から学んだチームづくり 〜高垣工務店での学び〜

2025年4月24日

*大阪府東大阪市で金属の切削加工を手がける町工場*株式会社永田製作所で広報を担当しております、永田菜々です。現場でのリアルな学びや取り組みを、自社の視点でお届けしています。

先日、和歌山県田辺市にある高垣工務店さんを訪問し、「採用」「定着」「次世代リーダーの育成」「事業承継」をテーマにした研修に参加してきました。
研修の中で特に心に残ったのが、人材育成の軸として取り入れられている「メンタリング」の考え方です。

和歌山県田辺市にある高垣工務店さん
研修場所は、高垣工務店さんの中にあるシリコンバー(知って理解が混在する場所)という意味が込められている。

このメンタリングでは、「まずは自分自身を受け入れること」から始まります。
研修のなかでは、自分の口癖や、つい言ってしまった否定的な言葉、そして言われて傷ついた言葉などを全体で共有する時間がありました。
思い出したくない過去や、「なんであんなこと言ってしまったんだろう…」という後悔に向き合うのは勇気がいること。でも、そこから目をそらさずに受け止めることが、自分自身を受け入れる第一歩なんだと感じました。

その後、その否定的な言葉を「肯定的な言葉」に言い換えてみるゲームを行いました。
例えば、誰かを叱るときに強い言葉を使うと、言われた相手だけでなく、まわりで聞いている人もイヤな気持ちになります。
そして実は一番ダメージを受けるのは、そんな言葉を発した自分自身
だからこそ、普段からポジティブな言葉を意識して使う。
そうすると自分の考え方が変わっていき、自分自身の未来だって変えていける。そんなことに気づかせてくれる時間でした。

高垣工務店では、こうした考え方を会社全体で実践し、スタッフ一人ひとりが「なんでも言い合える雰囲気づくり」に力を入れているのが印象的でした。
このあたたかい空気感が、採用の場面でも「ここで働いてみたい」と感じさせるポイントになっていて、入社後の定着にもつながっているそうです。

さらに、そのチームづくりの考え方やコミュニケーションのルールは、社内だけにとどまらず、地域や学校にも広がっているとのこと。
会社という枠を超えて、地域全体であたたかいつながりを育てていく——そんな取り組みをされているのが、高垣工務店の魅力のひとつだと感じました。

今回の研修で学んだのは、スキルや制度だけではなく、「人と人との関係性をどう育てていくか」という本質的な部分でした。
自分自身を受け入れることから始まるチームづくり、私自身の働き方にも、しっかり持ち帰って活かしていきます。

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