ほんの少しでも改善できる余地があるのなら、労をいとわずに手を入れていく、真摯な姿勢を大切にしています。

當 公徳(あたりしげひと)

プロフィール

1987年3月生まれ、血液型O。鹿児島県喜界島出身、音楽好きの陽気な”島んちゅ”。18歳で上阪し、PAエンジニアを目指し音楽関係の専門学校で学ぶが、卒業後、ものづくりの世界に進み、NC自動旋盤オペレータとなる。家族は、妻と2人の娘(3歳と2歳)。

永田製作所に入社したきっかけは?
以前、同僚だった知人の誘いを受けて入社しました。3年ほどNC自動旋盤のオペレータとして経験を積んできましたが、こちらの機械とはメーカーが違うので、最初は戸惑うことが多かったです。
でも、習うより慣れろで、機械を触っていくうちに、自然と扱えるようになりました。
製造業に就職した経緯は?
もともとは、音楽業界で働きたくて、音楽の専門学校で学んだのですが、そちらの求人はまったくないので、方向転換して製造業に就職しました。
手を動かして何かをつくったりする、ものづくりがもともと好きだったので、自分に向いている仕事だと思います。
今、担当している業務は?
NC自動旋盤による切削加工で、シャフトなど小物の金属部品を製造しています。
仕事をする上で、日頃から心がけていることは?
まずは、自分がミスをしないことに気を配っています。それから、後工程のことも考えた仕事をするようにしています。
「後工程はお客様」ですね
切削加工が完了した製品は、必ず検査に回されるのですが、検査する人がすぐにわかるように、狙い値を図面に記載しておく、といったことを励行しています。
自分も昔、検査を担当していたことがあるので、作業のツボがわかります。そういうちょっとした気配りが、各工程の作業時間短縮やミス撲滅につながると思っています。
仕事のミスをなくすために気をつけていることは?
例えばありがちなのが、寸法公差がプラス側なのかマイナス側なのかを取り違えたりすることですね。僕も何度か間違えたことがあるので、いまだに十分時間をかけて図面を確認しています。
仕事に慣れが生じると、”思い込み”によるミスが起きやすいのですが、そういううっかりミスがないように、間違えやすいところは、何度も確認し、チェックするように心がけています。
そういう意味では、失敗して痛い思いをするのは、いいことだと思います。
今、取り組んでいる業務上の課題は?
図面を見て切削工程を考え、プログラムを組むといった段取り時間を、少しでも早くして、製造効率を高めるように努力しています。幸い、周りには達人級の先輩がたがおられるので、そういう人たちの段取り方法を見て参考にして、腕を磨くようにしています。
先輩たちの技術をしっかり吸収して一人前になり、新規の図面でも最初から任せてもらえるようなオペレータに早くなりたいです。
つねに向上心をもって取り組むことが大切?
そうですね、NC自動旋盤の操作には、絶対的な正解はないので、いったん製造が走り出しても、やっぱりこっちの方が効率的だと感じたら、機械を止めてプログラムを組み直すようにしています。
ほんの少しでも改善できる余地があるのなら、労をいとわずに手を入れていく、そういう真摯な姿勢は持ち続けていこうと思っています。
永田製作所の強み、特長とは?
やはり、金属加工の技術力ではないでしょうか。とりわけ、熱処理がからむ金属部品を扱わせたら、うちはトップレベルだと思っています。
永田社長って、どんな人ですか?
フレンドリーで、いつもジョークを言って笑わせてくださる、面白い方です。
ご自身の性格を自己分析すると?
喜界島で生まれ育った「島んちゅ」なので、のんびりマイペースなタイプです。

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