検査部は最後の砦なので、ミスを見逃さないよう、粘り強くチェック作業に取り組んでいます。

岡野 崇

プロフィール

1972年6月生まれ、血液型B。物事をあまり深く考えず、ぼーっとしていることが多いタイプ。趣味は鉄道旅行。日本全国の鉄道を楽しむ「乗り鉄」で、一番感動したのは、「日本の大自然の原風景を見ることができた北海道旅行」。

永田製作所に入社したきっかけは?
パート勤務をしている妹の紹介で、2007年に入社しました。
現在、担当している業務内容は?
検査部で、完成品が規格値通りに仕上がっているかどうか、マイクロメーターとノギスを使って抜き取りチェックを行っています。製品の構造によって多い少ないはありますが、およそ20項目の検査を行います。
検査結果は検査票に記入して、弊社と顧客がそれぞれ保管し、何か問題があれば双方で確認し、追跡調査ができるようにしています。
仕事をする上で、日頃から心がけていることは?
与えられた仕事は、ミスのないよう、そつなくこなして、お客さまに届けることだけを念頭に置いています。基本を大事にということですね。性格的には粘り強く、単調な作業も苦にならないタイプなので、こういう業務には向いていると思います。
最も重視していることは?
「正確さ」につきます。ここから先は、もうお客さまのところなので後がありません。
最後の砦だからこそ間違いがあってはならず、精神的なプレッシャーもかかります。それだけに検査には、「仲間から恨まれてなんぼの憎まれ役」という気持ちで、厳しくのぞんでいます。
ミスとは言いきれないグレーゾーンの製品でも、そのまま顧客のもとにお届けすれば、会社の品質管理体制が揺らぐので、日々重い責任を感じて仕事をしています。
業務をこなす上で難しいこと、課題などはありますか
本職は製品の検査なのですが、実際はそれ以外のサポート業務が多く、時間をとられるのが悩みの種です。
仕上げ作業の手伝いや熱処理屋さんなど外注まわりへの配達など、1日の8割近くは、そういう便利屋みたいな仕事に費やされます。
肝心の検査ができず製品が貯まってくると、部署の責任者である会長さんに手伝ってもらうことになり、常々心苦しく感じています。この状況をなんとか改善できないかと思っています。
永田製作所の強み、特長とは?
多品種小ロットの製品を、短納期で製造できる体制――社内の設備と人材、外注先のネットワークなどが確立されている点だと思います。
そうした強みを生かして、多品種な製品の製造回転を上げていけるところが、弊社の特長ではないでしょうか。

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