丸ものサイズφ32以下の切削加工が伴う部品製造は永田製作所
K社 営業担当N様
ミシン部品の加工技術の強みを自動料金精算機に活用
弊社は、駅や商業施設で目にする自動料金精算機の精密ネジ・精密加工部品を得意とする商社です。
弊社とお取引している加工業者さんの中で、永田製作所さんは、丸ものと言われてる挽物、(精密切削加工品)の主力加工先です。
丸もので、サイズφ32以下、切削加工が伴う部品の製造は、弊社社内では永田製作所さんというほど、定評があります。
弊社が取り扱う自動料金精算機の主軸部品は、小型で硬く、耐久性や耐摩耗性に優れていなければなりません。そのためには、熱処理加工が必要になります。
永田製作所さんは、先代からミシン部品を製造されており、熱処理とその後、硬くなった素材を削り出す切削加工を得意としています。ミシン業界で培ってきた技術とノウハウを自動料金精算機の分野で活かして頂いています。当社のニーズに合った加工を行って頂ける点にメリットを感じています。
また熱処理で強度を上げれば大きな部品と同等の強さを持てるので、小型化や軽量化が可能となっています。
24時間フル稼働の量産対応は、弊社加工先の中でもずば抜けた存在です。
2020年あるメーカーさんから月産2万個の製造依頼を頂きました。
課題は納期でした。
これだけの量を月産で安定的に製造して頂けるのか?永田製作所 永田社長に相談しましたところ、「第2工場を24時間フル稼働したら、納品可能です。」と言ってくれました。
永田製作所さんの第2工場は、夜間無人化フル稼働が可能な工場です。この対応をして頂いた結果、生産性が向上しコストにも反映する事ができました。
永田製作所さん以上の技術力がある会社は、他にあるかもしれません。しかし納期や価格面において弊社の要望を聞いてくださる加工先は、あまりないように感じています。
永田製作所さんは、弊社にとってなくてはならない存在です。