検査部は最後の砦なので、ミスを見逃さないよう、粘り強くチェック作業に取り組んでいます。
木田 憲吾
プロフィール
1988年1月生まれ、血液型B。人からは、「真面目な性格」と見られることが多いが、本人は「そうでもない」と思っている真面目人間。これまではインドアの趣味が多かったので、「これからはアウトドアライフに目を向けたい」と考えている。
- 永田製作所に入社したきっかけは?
- 求人募集を見て、2015年6月に入社しました。それ以前も製造業で、2年半ほど働いていました。
- 今、担当している業務内容は
- 研削盤で金属を研磨する仕事です。フライスや穴あけなどが加工された製品を図面通りの外径寸法に研磨で仕上げたり、長尺物の面粗度を向上するために研磨する作業です。今はまだ、先輩に教わりながら、作業をしています。
- 仕事をする上で、日頃から心がけていることは?
- 最終仕上げ工程なので、とにかく間違いのないようにしています。とりわけサイズ面は正確でなければいけないので、つねにゲージでチェックしつつ、気をつけて研磨しています。
万一ミスをすると、最初からやり直しになるので、緊張感を持って仕事に取り組んでいます。 - 研削盤の操作で難しいところは?
- 研削盤は、コンピュータ制御の工作機械のような、数値制御はありません。研磨回数を入力するダイヤルがついているくらいで、あとは作業にあたる人の感覚によるところが大きい。それだけに、職人的な感覚が必要で、経験がものをいいます。
僕の場合、ようやくコツみたいなものがつかめてきましたが、最初はひとつ研磨するのにも時間がかかりました。 - 業務の中で重視している点は?
- 生産性を高めるために、ミスをせず、効率よく作業することを重視しています。
研磨は、時間をかければいくらでもかけられる工程なので、どのあたりで折り合いをつけるのか、バランス感覚が求められます。 - 永田製作所の強み、特長とは?
- 多能工が多く在籍していて、多彩な加工でお客さまニーズにお応えできるところではないでしょうか。
さまざまな材質の金属を、さまざまな形状に加工できる、対応力が強みです。
僕も入社してから、個人的な技術力が向上したのを実感しています。 - 今後の目標は?
- 今はまだ、先輩から教わりながら作業方法を覚えている段階なので、早くひとり立ちして、複雑な部品でも、自分で考えて研磨できるようになりたいです。