『成長』

モノづくりの町東大阪で熱処理工程のある切削加工を得意とする技術集団『切削達人』代表の永田弘です。

気づけば娘も１月に誕生日を迎えて２２歳となりました！
幼少期は体が弱く、風邪をこじらせては即入院！会社に妻から電話がかかってくると、ほぼ入院の連絡でした！(￣▽￣;)
そんな娘も、４月から社会人として、夢に向かって歩もうとしています。大学では、映像関係に興味を持ち、友達と共に映画制作に没頭していました。

そして、４月から東京でＡＤとして、テレビ局に配属することが決まりました！本人の希望は、バラエティー番組の制作に携わりたいようで、いづれテロップに娘の名前が流れるかも！？そんな一人っ子で甘々に育った娘に、年明け早々、４月からの一人暮らしに備えて、家財道具一式の買い出しに駆り出されました💦

まずは、電器屋からスタート！冷蔵庫、洗濯機、レンジにトースター。。。『そんな機能いる？』、『一人暮らしやろ？！』私のアドバイスは一切却下で、どんどん販売員の方と買い物を進めていきます。その後も、ベッドや机などを揃えていき、気づけば５時間くらい買い物に付き合わされました。そんな期待と不安に満ちた娘の姿を見ていて、私も大学卒業と同時に入社した時のことを思い出しました。

私は、大学生４年生の頃から、毎週下請けの旋盤屋さんで、１年間刃物成形の技術を学びました。
そして、大学卒業後１ヶ月と短い期間でしたが、弊社が導入しているNC自動旋盤メーカーで機械操作の基本を学んだのですが、文系出身の私は覚えが悪く、周りについていくのに必死でした。

そんな時に出会ったのが、同じ境遇に置かれた二代目、三代目として研修に来ていた方々でした。覚えの悪い私が、課題をクリアーするまで一緒に付きあってくれたり、アドバイスをしてくれました。今では、機械の操作や、加工方法が分からない時は相談し、お互いが得意な分野の仕事を助け合ったりしています。また会社が直面する困難など、すべてをさらけ出して相談しあう仲です。

今の私があるのは、この世界に飛び込んで最初に出会ったメンバーが彼らだったから！と言っても過言ではありません。社会人1年生となる娘に、父親、人生の先輩として一つだけアドバイスしました。

『この人や！って、思える良い先輩、仲間と出会うことが、まず最初の仕事や！！』

頑張れっ、娘！！！！